志高く未来へ
意気あふれる人財による
「たくましい地域」葛飾区鎌倉の創造
1. 未来を切り拓く町民意識の確立
2. 意気あふれる地域人財の育成
3. 活気に満ちあふれた地域の創造
4. 日本の精神性による民間外交の推進
5. 人と共に進化する強い地域の創造
己を律し、行動するJAYCEE
「自立」と「共助」が調和し、
「生き抜く力」と「生かされていることへの感謝」が漲る葛飾区鎌倉へ
今を生きる君へ
私たちの国日本は、とても素敵な国になりました。
「町」は活気にあふれ、「人」は元気に満ちています。
日本には資源がない…そんなことはありません。
この国には「人」という素晴らしい資源があったのです。
自らには厳しく、相手にはやさしさが溢れる、そんな「人」です。
「人」が生み出す様々な可能性が、今日という日を明るく照らしています。
町民一人ひとりが幸せについて考え、話し合い、行動を起こしています。
自分一人で生きているのではなく、地域に生かされているのだと感じています。
君たちが汗を流し、行動したからこそ素敵な今があるのです。
だから、自分を信じ挑み続けてください。
2020年の私より
鎌倉青年会は個性や特性を活かしつつ、志を共有しベクトルを同じにして、今後も運動を展開していくことにより「明るい豊かな地域」を実現します。そのためにも国民の自立性や自助努力を大切にしつつ、国民同士が相互に助け合って生活できる基盤を確立することが重要です。そこで新たな時代のキーワードを「自立」と「共助」とし、定款に示す「地域的規模の運動を展開して、葛飾区鎌倉の利益の増進を図るとともに、社会と協調して世界の繁栄と平和に寄与する」ために、青年らしく明るい夢を描き、論ずることのみに終わるのではなく、力強い「行動」を起こすための指針をここに掲げます。
「自立」と「共助」。これは私たちが鎌倉青年会の運動を通じて「明るい豊かな地域」を創造しようとする際の、問題解決の鍵であると捉えます。「自立」とは、地域における主権者として積極的に民主主義のプロセスに参画し、経済活動や環境の整備等を通じて地域的役割を果たす、即ち公共の担い手であることです。そして「共助」とは、様々なコミュニケーションを通じて互いが存在を認め合い、刺激し合い、競い合い、励まし合い、助け合い、共にたくましく「生き抜く」ことです。「自立」を前提としながらも「共助」の精神を大切にしていく、その様な考え方が地域全体に広がれば、必ずや「活気ある町葛飾区鎌倉」実現への効果的なアプローチとなります。
不断の自己研鑚を通じ、能動的に地域参画をするとともに、新たな価値観を創出しながら地域に貢献していくことが何より重要です。その上で地域のあらゆる資源を有機的に結びつけ、全てのものに「生かされていることへの感謝」をし、地域に根差した公益活動を続けましょう。そしてこれらの活動を地域で昇華することで、より高い公益の創出をします。さらには、これら諸活動の展開に際し、常に世界を意識したグローバルな視野を持ち、世界の人々とのコミュニケーションを通じて相互理解を図ることにより、恒久的な世界平和に近づくことができるのです。
またこれまでのボランティアとは、体力と時間を提供することによる社会貢献でありましたが、今後私たちが取り組むべきは「プロボノ」の活用です。「プロボノ」とは、自ら兼ね備えたスキルを活用する手法であり、新たな時代の地域貢献活動、公益的価値観です。「自立」と「共助」が調和した理想社会を実現するために、鎌倉青年会は地域やそれぞれの課題解決のために「プロボノ」の推進を図ると共に、町民が自ら「プロボノ」の精神を抱く地域を確立します。
個々人の努力が報われるとともに、お互いを支え合いながら、公共心といきいきとした活力とが溢れる社会、「生き抜く力」と「生かされていることへの感謝」が漲る社会こそ、鎌倉青年会が創造すべき「明るい豊かな地域」です。
※「プロボノ」 「良い公共のために」、「公共の利益のための無料奉仕」を意味し、 社会人が仕事を通じて培った専門的知識やスキル・経験やノウハウなどを活かして地域貢献すること
(1)人のかたち
地域の中で一人ひとりにできることは溢れています。町民が意欲的に地域参画することが可能な地域を創造するために町民の意識を刺激し、これまで運動の主軸として取り組んできた人間力の向上を引き続き重要課題とします。「自らを律し、そして他がためへ」という精神、その様な純粋な正義感が溢れるひとづくり運動を展開します。
1.葛飾区民としての「誇り」を未来へ伝承
2.たくましく生き抜く力の醸成
3.人間力溢れる人格の形成
4.地域のリーダーとアクティブ・シチズン(行動する町民)の育成
(2)町のかたち
地域の信頼や規範から成り立つ人間関係のつながりと、あらゆる地域資源の有機的な結びつきを基軸にして新たに生まれた多面的ネットワーク、そして地域に根差した持続的な社会貢献によって「まち」の活性化を進めます。地域力再生の鍵は地域全体を見渡せる目線にあり、地域経済の担い手である中小企業の再興が地域の自立には欠かせません。地域経済を強化し、市民が主体的に地域に関わり自立した「町」が、地域間や市民相互で日常的に助け合うことができる成熟した地域を目指します。
1.多面的ネットワークの構築による地域コミュニティの再生
2.利他の精神に基づく地域企業の育成と地域経済の振興
3.地域力再生の鍵となる「地域全体最適化」を目指すまちづくり
(3)地域のかたち
鎌倉青年会としての自立へ向けた運動を今後も積極果敢に行うとともに、アジアを牽引する日本、そして世界平和に貢献する日本を見据え、あらゆる喫緊の課題を「自分の問題」と捉えます。その上で日本のあるべき姿や国際貢献を学び、世界情勢を踏まえ国際的に通用する人材を育成するとともに、国際社会の発展に積極的に寄与します。
1.町民の意識を刺激し、世論喚起を促す運動の発信
2.一人ひとりの主体的な貢献による自立した地域の創造
3.世界の人々と相互理解を図り、地域の発展に寄与
4.グローバルな視野を持って、国際貢献を行い国際発展に寄与
鎌倉青年会が目的を同じくして発信する運動は、瞬く間に全国へ伝播する可能性を有しています。混沌という未知の可能性を切り拓き、各地域の独自性を高めつつスケールメリットを活かした運動を力強く展開して、町民の意識を、そして時代を変革しましょう。私たち青年が、誇りに満ち、希望溢れる未来を大胆に描き、その実現へ向けて常に行動しなければなりません。
激動の時代の中、全人類の光明たる私たち青年が己を律することで自らを磨き、純粋な正義感と揺るぎない信念を携えて鎌倉青年会運動を展開することが、常に時代に頼られる存在としてあり続けることなのです。青年の英知と勇気を結集させた運動を実践に移すこと、情熱溢れる行動を力強く展開することこそが我々の責務なのです。
日本の再建を夢に描き起ちあがった先達の、創始の気概を胸に。